穴子ちらし小町 (神奈川県 鎌倉)

 

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店舗名
穴子ちらし小町
住所
神奈川県鎌倉市小町2丁目11−11
連絡先
0467-25-0575
定休日
 月曜日
営業時間
昼 11:00~17:00
夜 17:00~23:00

 

小柳 鉄平 44歳
出身 東京都

 

鎌倉から大船渡の地へ

出身は東京の中野区で小学生の時に鎌倉に引っ越してきたんです。もともと魚が好きで水産学部を希望していたこともあり、北里大学を志望したことがきっかけで大船渡の地に住むことになったんです。祖父母が岩手の前沢に住んでいたこともあって、少し土地勘があったこともあり馴染みがあったもので、住むことに対してそこまでの不安は無かったんです。

進学後は今までの人生の中で一番楽しかったと思えるくらい充実していて釣りが趣味だったので、大船渡湾や越喜来湾では沢山いい思いをさせてもらいました。中でも魚市場のあたりだと竿を立てといて、穴子釣りをやったりもしていましたよ。

今は結婚して子供も居ますので、落ち着いた頃に季節的にいい時期だけでも住めるように大船渡に別荘を作って住んでみたいなとも思います。

 

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鎌倉で美味しい魚を食べて欲しいから

そもそも鎌倉にお店を作った理由が、日本中の人が鎌倉って言ったら分かるくらい知名度が高く、一度来て好きになってくれたお客さんが覚えやすい場所だということ、それと釣り好きとしては北の魚も南の魚もいる相模湾が魅力的な場所っていうのもあって、自分の釣った新鮮な魚をお店で食べてほしいっていうことがきっかけだったんです。

鎌倉自体がリピート率の高い土地なんだけど、観光地=一見さんっていうイメージじゃなくてこのお店の場合は鎌倉に行くついでに寄ろうってことをコンセプトに、来てもらえるようにメジャーで無いかもしれないけど自分や仲間が釣ってきた魚を素材に合う一番の方法で調理、提供できるようにしています。友人の中には自分でも惚れ惚れするほど良いものが釣れると、美味しさや感動を共有したい想いから自分で食べるのではなく、美味しそうに食べるお客さんを見たいが為に持ち込んでくれる方もいるんです。

ただお店を始めて学んだのはお客様に対しての思いやりの表現方法ですかね。これに気付いたのはお客さんからよく「電話が冷たい」って言われてきていたんですけど、電話ってキーを一つ上げるだけでも気持ちが違うものなので、相手への誠意がしっかりと伝わるように表現することは毎日の電話応対から気を付けるようにしています。

 

目指す将来像

今このお店の課題としているのが、今後のライフタイルについてなんです。釣りに行くのが通常だと朝なので、夜まで仕事をしている身としてはかなり堪えるんです。それならばと考えたのが魚種ごとの専門の釣り人の知り合いを作っていって、市場の居酒屋版のようなことを出来ないかと目論んでいるんです。市場に沢山の専門的な魚を持ち込む漁師さんがいるように同じような環境を作っていきたいと思います。それが実現出来れば四季のある日本ですから、1つのシーズンでも様々な魚種をお店でお客さんに提供することが可能になると考えています。

 

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三陸のメーカーさんに期待

個人的には現在、相模湾ではわかめの養殖を行う際三陸の種を使うのですが、年々水温の上昇によりわかめが育たない実情があります。東京湾の方では違う種を使用しているのですが、乾物にすると質の悪い緑色になってしまい乾物としての価値が下がってしまうという問題が発生しています。供給が追い付いていないことから首都圏のわかめの値段が高騰しており、三陸のメーカーさんには定番の塩蔵わかめとは別で乾燥わかめの生産を消費者としては今後望みたいところです。

もう1つわかめとは違いお店の名前の通り、穴子を出しているお店なのですが1度三陸の方より仕入れさせてもらったときに、届いた穴子は箱の中でぐるぐるに巻かれた冷凍便で来たんですけど、かなりがっかりした経験があるんです。確かに生産者から届いて消費することに変わりないかもしれないが、消費する段階のことを考えると並び方1つでも付加価値を付けることって出来たと思うんです。そういう付加価値を考えた商品の販売をこれからの時代、生産者にはお願いしていきたいです。